オリンピックの開幕を来週に控えたフランス・パリでは、開会式を行うセーヌ川付近で大規模な通行規制が始まりました。
記者
「開会式が行われるセーヌ川周辺では、きょうから警察官が配備されて、立ち入りが厳しく制限されています。通行するにはQRコードが必要になります」
史上初めてスタジアム以外での開催となるパリオリンピックの開会式はテロ対策が課題です。セーヌ川沿いには広い範囲で金属のフェンスが設置され、18日から立ち入りの規制が始まりました。
規制区域に入れるのは、原則、住人か仕事で出入りする人に限られ、住人らは通行許可証となるQRコードを事前に取得し、警察官がチェックしていました。
規制区域内で働く人
「オリンピックがあるので少し面倒ですが、安全のための措置は重要だと思います」
イギリスからの観光客
「どこにも行けないじゃないか」
「買い物を楽しむしかないわね」
規制区域はパリの中心部にありますが、観光客が入ることができないため人通りはまばらに。
レストランのマネージャー
「まるで砂漠のようだ。沢山の観光客で賑わって盛り上がることを期待していたが、今はそんな状況では全くないですね」
また、15日からパリ市や周辺ではオリンピック専用レーンの運用も始まりました。
大会関係者のほか、タクシーや緊急車両などしか通行できませんが、現地メディアによりますと、初日だけで400件の違反が摘発されたということです。
開会式まで1週間あまり。パリの街では着々と準備が進められています。
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