シンガポール人女性を名乗る人物にSNSをフォローされたことをきっかけにやりとりを重ね、広島県の男性が約1070万円分の暗号資産をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺が発生しました。
警察によりますと、東広島市の40代の男性は6月上旬ごろ、シンガポール人女性を名乗る人物からX(旧ツイッター)でフォローされたことをきっかけに、LINEのアカウントを交換し、メッセージのやりとりをするようになりました。女性を名乗る人物から「お互いの写真を交換しましょう」と言って画像が送られてきて、男性は好意を抱いたといいます。
やりとりを続けるなかで、女性を名乗る人物から「私は仮想通貨でお金を稼いでいる。市場に出る前の暗号資産で、これは誰でも扱えるものではない、やってみないか?」といった内容で投資に勧誘されました。
男性はもともと投資に興味があったため、勧められた暗号資産投資アプリをインストールしました。このアプリについて、警察は実際にある取引アプリを装った偽物の可能性もあるとみています。
男性はアプリを用いて5回にわたり約465万円分の暗号資産を購入、送金しました。アプリ上で約9000万円の利益が出たと表示されたため出金しようとしたところ、アプリのカスタマーサービスを名乗る人物から「出金には税金がかかる」と指示があり、約607万円分の暗号資産を送金しました。
しかし、出金ができずカスタマーサービスを名乗る人物に再度相談したところ、さらに約750万円分の暗号資産の入金を求められたため、不審に思い警察に相談して詐欺に遭っていることが発覚。約1072万円分がだまし取られました。
警察は「連絡先がSNSのみの投資は極めて危険」などと注意を呼びかけています。














