目の健康について、大学や自治体、病院が連携します。宮城県では東北大学と富谷市、それに県眼科医会が協定を結び、市民の健康意識を高める取り組みを進めることになりました。
18日は締結式が行われ、東北大学と富谷市、県眼科医会の3者が協定を結びました。協定では、目の健康状態を気軽にチェックすることで日常生活の中で市民の健康意識を高めていくとしています。

小野寺穂実記者:
「買い物ついでに気軽に、そして無料で自分の健康状態をチェックできる場所が開設されました」
取り組みの第1弾として大型商業施設イオンモール富谷に18日設置された「まちかど健康ラボ」では、視力や視野、指先の血流などを簡易検査することができます。また、東北大学病院の医師が駐在している日には、眼底を撮影できる診断能力の高い医療機器を用いた測定も可能で、緑内障などの早期発見につなげたいとしています。

若生裕俊富谷市長:
「買い物ついでにちょっと寄ってみようかということで簡単な検診を受けることによって目から、いろんな体の異常に気づくことができる」
東北大学病院が民間の商業施設に出張診療所を設けるのは初めてで、測定結果をもとに医師が健康指導をします。開設は、毎週火曜日の午前10時から午後6時で、他の日でも一部の測定機器の利用は可能だということです。














