アメリカのトランプ前大統領が政府の機密文書を違法に持ち出したとして起訴された事件で、フロリダ州の連邦地裁は起訴を棄却しました。
フロリダ州の連邦地裁は15日、アメリカのトランプ前大統領が政府の機密文書を違法に持ち出したなどとして起訴された事件で、検察側の起訴を棄却しました。
事件を捜査したスミス特別検察官は司法長官が任命しましたが、大統領に指名されておらず、議会上院でも承認されていないため、特別検察官への任命手続きが憲法違反だと判断したとしています。
ニューヨーク・タイムズは「驚くべき判決だ」として、特別検察官の任命手続きの合法性を支持してきた過去の判決に「真っ向から反する」と指摘しています。
検察側が控訴するのは確実とみられていますが、11月の大統領選を前に裁判が開かれる可能性はなくなったとみられ、トランプ氏にとっては大きな追い風となる判断です。
トランプ氏はSNSに投稿し、「この無法な起訴の棄却は最初の一歩に過ぎないはずだ」として、大統領選挙の結果を覆そうとした罪に問われたものなど、他の3つの起訴も棄却されるべきだと主張しています。
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