空席となっている自民党衆院静岡3区の支部長の人事をめぐり、8月中旬にも新たな支部長を決定したいとしていた自民党静岡県連は、7月23日から公募を始める案を示し、地元支部が了承しました。

7月15日に開かれた自民党衆院静岡3区の会合には12の支部の代表者のほか、井林辰憲静岡県連会長や国会議員などが出席しました。

前の支部長が離党し、議員辞職した衆院静岡3区について、静岡県連は、8月中旬にも新たな支部長を決定したいとしています。

関係者によりますと、静岡県連が示した案では、7月23日からの10日間で新たな支部長を公募し、少なくとも1つの支部から推薦を受けることなどを条件として、地元支部の了承を得たということです。

<自民党静岡県連 井林辰憲会長>
「(自民党への逆風が)大変厳しい状況であることは事実であると思いますが、日本、静岡の将来のために働きたいという人が必ずいると思うので、そのような方に手を挙げていただきたい」

15日にまとまった公募の案については、7月20日の静岡県連の総務会で正式に決定する方針です。