高齢不安で“選挙戦から撤退すべき”との声が高まるバイデン大統領。

これに対し「党大会で私に挑戦しろ」と意気軒高ですが、大統領候補を正式に指名する党大会が来月に迫る中、新たな挑戦者が出ることはありうるのか?それとも、バイデン氏が自ら撤退を決断するのか?

“候補差し替え”のシナリオについて、手作り解説でお伝えします。

候補差し替えの可能性は?

大統領選からの撤退を求める民主党内の声に対し、「党大会で私に挑戦しろ」と反発したバイデン大統領。誰かが挑戦して候補者が変わることはあり得るのでしょうか。

民主党の大統領候補は、手続き上は来月の党大会で正式に決まることになっていますが、実質的な候補者選びはすでに各州ごとに予備選挙などが行われ、バイデン氏が99%の票を獲得しています。

挑戦者が名乗り出たとしても、バイデン氏に勝つことは現実的でなく、候補を差し替えるには、結局、バイデン氏自らが撤退を表明するしかないのです。