ロシア寄りの姿勢で知られるハンガリーのオルバン首相が、アメリカのトランプ前大統領と会談しました。ウクライナ情勢をめぐり協議したとみられます。
ハンガリーのオルバン首相は11日、アメリカ・フロリダ州にあるトランプ前大統領の邸宅で会談しました。
会談後、SNSに「平和を築く方法を話し合った。きょうの良いニュースは『トランプ氏が解決するだろう』ということだ」と投稿していて、ウクライナ情勢をめぐり協議したとみられます。
また、オルバン氏は「トランプ氏は大統領在任中『平和の男』だと証明した。彼はもう1度やってくれるだろう」とも投稿し、トランプ氏の再選に期待を示しました。
トランプ氏も会談後、SNSに「すぐに平和が必要だ。始まるべきでなかった戦争で多くの人が亡くなった」と投稿しています。
オルバン氏は先週、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ロシアとの和平交渉のため一時的な停戦を検討するよう求めました。
その後、プーチン大統領、中国の習近平国家主席とも相次いで会談していて、ウクライナ情勢の仲介に意欲を示しています。
ハンガリーは今月から、EU=ヨーロッパ連合の議長国を務めていますが、オルバン氏の一連の動きについてはドイツ外務省が「EU議長国就任後、大きな損害をもたらしている」と述べるなど、EU内から反発が出ています。
また、アメリカのサリバン大統領補佐官は「アメリカの外交政策に合致するものではなく、オルバン氏らが何をしようとしているのか推測するのは難しい」と述べています。
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