北陸新幹線の敦賀延伸後、初めてとなる新幹線車両を使っての地震訓練が12日、石川県小松市で行われました。

訓練は震度6強の地震で新幹線車両が脱線、車内で複数の乗客がけがをしたという想定で行われ、警察や消防が連携しながら、速やかな乗客の避難誘導や負傷者の救護活動にあたっていました。

JR西日本金沢支社 金田啓一安全推進室長「今回は訓練をしっかり消防・警察と振り返りをしっかりおこなって、非常時の対応をしっかりできるようにしていきたい」

能登半島地震では新幹線が脱線するような大きな被害はなかったものの、JR西日本では今後も訓練を重ね、大規模な災害に備えたいとしています。