芸術分野で功績があった人や将来の活躍が期待される人に贈られる「山口県芸術文化振興奨励賞」に音楽家と能楽師の2人が選ばれました。



受賞したのは宇部市の音楽家・田中祐樹さんと、下関市出身で京都府在住の能楽師・宮本茂樹さんです。

田中さんは、宇部市を拠点に全国や世界のオーケストラなどの音楽の作曲や編曲を手がけています。

また、子どもたちを対象にしたピアノ講座の講師をするなど音楽の振興活動にも力を入れています。

田中祐樹さん
「できあがったときは達成感があり、やっててよかったなと思います」

宮本茂樹さんは、能楽師として京都を中心に日本各地の能楽の公演に多数出演。

下関市芸術文化祭に毎年参加し、能の指導や公演をする普及活動も行っています。

宮本茂樹さん
「頑張らなきゃいけないそのとき、多くの方々の声援が本当にありがたいです」

賞は今年で75回目で、これまでに219人と25団体が受賞しています。