ホッケー女子日本代表さくらジャパンのメンバーで、岩手町出身の及川栞選手がパリ大会で自身2度目のオリンピックに挑みます。本人に大会本番に向けた決意と、選手生活を支えてきた両親への思いを聞きました。

ホッケーの町、岩手町出身の及川栞選手。パリオリンピックに臨むホッケー女子日本代表のさくらジャパンでは、ディフェンダーを務めます。
東京大会に続いて自身2度目となるパリ大会の開幕を前に、7月3日、町内では壮行会が開かれました。
及川選手がホッケーと出会ったのは3歳の頃。

町内で教員をしていた両親の影響でした。
(父・宰さん)
「中学校で教えていたうちの(妻)が子守りを兼ねて。遊び場。まあ部活動指導の中でグラウンドで遊ばせてたという時の写真です」
小学校に入ると本格的にホッケーを始めた及川選手は、不来方高校から奈良県の天理大学に進学。
社会人リーグで活躍していた2018年には、強豪・オランダのチームに移籍し、日本人の女子では初のプロ選手となりました。

現在は、美容用品などを取り扱う企業の社員として働きながら、東京ヴェルディ女子ホッケーチームでプレーしています。