イスラエル軍は、去年10月のイスラム組織ハマスによる奇襲攻撃をめぐって、軍の対応を検証した報告書を発表し、「大規模な侵入のシナリオへの備えがなかった」などと明らかにしました。
イスラエル軍が11日に発表したのは、去年10月のハマスによる奇襲攻撃で被害をうけた集落のうちの1つ、キブツ・ベエリでの軍の対応を検証した報告書です。
報告書によりますと、この集落には、およそ340人のハマス戦闘員が侵入し、およそ4時間半にわたって制圧され、住民101人が犠牲になったということです。
ハマスによる奇襲は、数千人の戦闘員が複数の地点から侵入し、数十の場所で同時に攻撃を行うというものでしたが、イスラエル軍は「大規模な侵入のシナリオへの備えがなく、結果として追加の治安部隊を派遣できなかった」などと説明。
そのうえで、「重大な過ちであり、今後、修正していく義務がある」としています。
イスラエル軍はこの報告書について、「包括的な調査の第一段階であり、現時点では唯一の調査結果」としていて、今後も、被害を受けた別の集落ついて検証を進める方針だということです。
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