島根県出身「出雲のイナズマ」という異名を持つ将棋の里見香奈女流五冠。これまで男性しかいなかったプロ棋士の世界への挑戦がいよいよスタート。18日、棋士編入試験の第一局が行われました。
午前10時、関西将棋会館で棋士編入試験が始まり、里見香奈女流五冠と徳田拳士四段が対局しました。
これまでプロ棋士は男性しかおらず、里見女流五冠は、男性棋士との公式戦で10勝以上するなどの条件を満たして、編入試験の挑戦権を得ました。編入試験は新人棋士5人との5番勝負で3勝すれば女性初のプロ棋士誕生となります。
里見女流五冠は将棋好きの父、彰さんと、兄の卓哉さんが将棋を指すのを見て、小学1年生の時、誰に教えられることもなく、自分でルールを覚えたといいます。それからの上達、活躍は目覚ましく、2004年に中学1年生で女流プロとなってからも次々にタイトルを獲得。女流棋士としてトップの座に上り詰めました。
終盤の攻めの鋭さから「出雲のイナズマ」とも呼ばれる里見女流五冠は、この日の対局でも粘り強く闘いましたが、7時間半の激闘の末、惜しくも敗れました。
編入試験の対局は、9月以降、月1回のペースで行われ、里見女流五冠の挑戦が続きます。
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