愛媛県松山市の道後温泉本館が、5年半にわたる保存修理工事を終え、11日、全館で営業を再開しました。
宿泊業界からも喜びの声があがっています。
道後プリンスホテル 河内広志会長
「感無量で心がいっぱい。夏は元々好調だが、さらに勢いがつくと感じる」
こちらのホテルでも、7月以降、去年を上回るペースで予約が入っていると言います。
さらに河内会長は、工事期間中の5年半を振り替えって、道後は「鍛えられた」と話します。
道後プリンスホテル 河内広志会長
「本館が工事中であっても道後オンセナートがあったり集客をしようという旅館の組合員の努力意識の高さ。今現在『にっぽんの温泉100選』で3位なんですよ」
その実感はデータにも…。
松山市よると、保存修理工事が始まった2019年の間も道後の宿泊者数が減ることは無く、コロナ禍で一時厳しい状況が続いたものの、去年1年間では、工事前の水準まで回復しています。
道後プリンスホテル 河内広志会長
「ブランド力が完全に成熟したということだと思う」
ついに完全復活した道後温泉本館。
観光地としてさらに魅力に磨きがかかった道後に、期待が高まります。
注目の記事
「こんだけ出すから後は頼む」初任給は42万円、年収は100万円アップ 大胆な経営戦略で倒産の危機から売上4倍のV字回復 山梨・フォーカス

恒星間天体「3I/ATLAS」が「急激に明るく…」なぜ? 水やCO2を放出し高速移動…太陽系外から飛来した天体の謎

中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「1%でも可能性がある限り…」富山からメジャーリーグへ 中村来生投手、勝負の3シーズン目へ 昇格わずか2%の厳しい環境に挑む

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影









