家族の病気が活動のきっかけに…
「セラピー犬(けん)TOYAMA」には11人の飼い主と9匹の犬が登録されていて、活動はすべてボランティアです。


飼い主のなかには家族が認知症になったり病気で心のケアが必要になったりと身近に「癒し」の必要性を感じて登録している人が多く、代表の前田さんも妻の病気がきっかけで活動を始めたといいます。

セラピー犬TOYAMA 前田精造代表「やっぱり少しでも患者さんに元気になってもらいたくて。イヌと触れ合ってもらって一日でも長く元気でおってもらいたいのが心からの気持ちです」
お年寄りに笑顔を届けるドッグセラピー。心の病や認知症が社会問題となる中、今後ますます注目を集めそうです。

嘉藤アナ「入所者の皆さんと話していると、以前イヌを飼っていた人が多くそうした方はより幸せな表情をしていたように感じました。また、ドッグセラピーの活動はコロナ禍でしばらくできなくなり、今も活動はコロナ禍前の10分の1以下に留まっているそうです。高齢者などの心のケアのためにもドッグセラピーの機会がまた増えていけばいいなと思いました」
