1年後には高齢者の5人に1人が認知症…
入所者の多くは認知症か認知機能が低下した人で、野村病院では去年11月から月に1度のペースでドッグセラピーの場を設けています。

野村病院 野村祐介理事長「日本全体で認知症(患者)が増えていますので、そういった増えている認知症に対してサポートするためにセラピー犬にも来ていただいています」

2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると言われていて、野村病院ではコミュニケーションロボットなどを導入し、認知症患者のサポートに力を入れてきました。


野村病院 野村祐介理事長「普段しゃべらない人が隣の人としゃべったりだとか、犬に話しかけたりする、そういうコミュニケーションだとか社会性の向上にもつながるので非常にいいなと思っております」

ドッグセラピーを導入してから実際に入所者たちの表情が明るくなった様子がみられ、手ごたえを感じているといいます。