今年も球児たちの熱い夏が始まりました。
夏の高校野球岩手大会が10日開幕し、開会式と1回戦1試合が行われました。

夏の高校野球岩手大会の開会式には、出場63校からなる55チームの選手たちが集まりました。
選手宣誓を務めたのは、不来方との統合前の最後の夏となる盛岡南高校の下田大地キャプテンです。

(下田大地キャプテン 宣誓)
「これまで母校を支えてくださった多くの方々へ感謝を忘れず、最後の一瞬まで諦めることなく白球を追い続けることを誓います」

開会式のあと、今日は1試合が行われました。
開幕試合は去年夏ベスト8の盛岡四高と花巻農業の一戦です。
試合が動いたのは3回オモテでした。
盛岡四高が1アウト3塁のチャンスをつくると、相手ピッチャーの暴投で1点を先制します。ここで雨が強まり試合は1時間ほど中断します。
再開後の試合は点の取り合いとなりました。
お互いに得点を重ねて3対3で迎えた8回ウラの花巻農業の攻撃。5番・照井のタイムリーなどで3点を奪い、この試合初めて花巻農業がリードします。
試合は9回オモテの守備を無失点でしのいだ花巻農業が6対3で盛岡四高に勝利し、2回戦進出です。

夏の高校野球岩手大会、大会2日目の11日はきたぎんボールパークと花巻球場の2球場で1回戦あわせて6試合が予定されています。
第1試合の開始は2球場ともに午前9時です。
大会は順調に日程が進めば7月25日に決勝が行われます。