幅広い世代の客で賑わう館内。
ここの看板商品は、コシが自慢の自家製蕎麦です。

自家製蕎麦


使われている蕎麦粉は…なんとブータン産。

そして、ここで製造・販売する豆腐のパッケージには、「協力隊」の文字が。

協力隊豆腐


そう、施設を運営するのは、青年海外協力協会、略してJOCA南部。

開発途上国で生活し、課題解決に貢献する青年海外協力隊の経験者が所属する組織で、2016年、南部町に設立されました。


施設長の鈴木亜依子さん。

2007年から2年間、中米・グアテマラに派遣され、電気・ガスが通っていない村で村落開発普及員として活動。

そこで、鈴木さんが一番驚いたのが…

JOCA南部 鈴木亜依子 副代表
「外国人は笑ったら笑い返してくれると思っていたが、グアテマラは内戦があったので、外国人の私が行くと皆おびえて出てこなかった。先住民は特に。私の勝手な価値観で考えてはいけないと思った。」


グアテマラでの経験を法勝寺温泉で還元することを心に誓う鈴木さん。

JOCA南部 鈴木亜依子 副代表
「皆が助け合いながら、支え合いながら、無意識のうちに存在をみんなで分かちあいながら楽しく生活できるような空間を目指す。」