AIなどを活用して農業の生産性や効率性を上げるスマート農業ですが、塩尻市では、あるロボットが田んぼで大活躍しています。
田んぼの中を勢いよく進む大きな車輪を持つロボット。
泥をかき混ぜて水を濁らせていきます。
その名も「ミズ二ゴール」。
農薬を使わない自然栽培で米作りをする農家にとって画期的なロボットです。
開発したのはスマート農業の機器を開発する「ハタケホットケ」の日吉有為(ひよし・ゆうい)さん。
新型コロナの感染拡大を機に塩尻市に移住し、田植えを初体験。
農薬を使っていない田んぼでは除草を手作業で行っていると知りました。
ハタケホットケ代表日吉有為さん:
「僕は今までずっと東京にいたのでまったくそういうことを知らずに生活していて、自分たちがやりたくない作業を自動化しようというところが一番大きなモチベーション」
その後、「ミズ二ゴール」の開発が始まりました。