5年前の台風19号による豪雨災害を教訓に防災教育に取り組んできた福島県いわき市の中学校で、9日、成果発表会が行われました。
いわき市では、2019年の台風19号による豪雨災害で、夏井川が決壊し、14人が亡くなるなど大きな被害が出ました。当時、避難所となった好間中学校では、生徒たちの防災意識を高めようと、2022年度から防災教育に取り組んでいます。
9日に行われた今年度の成果発表会では、1年生たちが自分で作った「マイ防災ハンドブック」を披露しました。
生徒「災害はその場その場の対策とばかりだと思っていたけれど、その前からの対策がとても重要ということが新しい発見です」
発表会には、地域の人たちも参加し、生徒たちと一緒に防災への意識を高めていました。