岩手県大船渡市で、復興支援として平泉町の中尊寺から株分けされたハスの花がきれいな花を咲かせていて、訪れる人たちの目を楽しませています。

中尊寺ハスがきれいなピンク色の花を咲かせているのは、大船渡市末崎町の碁石海岸へ向かう県道沿いの休耕田です。
このハスは、被災地の復興を願うシンボルとして2015年に平泉町の中尊寺から株分けされ、その2年後に現在の田んぼに移されました。

ハスは例年より10日ほど早い6月下旬から花を咲かせ始め、いまは5分咲きです。
大和田東江会長
「この花ってのは、やはり震災で亡くなった方々への思いをのっけた花なんです」

地域の人たちが毎年丁寧に手入れをして育てている復興の花、中尊寺ハスの見頃は7月いっぱい続きます。