6月の海水浴場で遊泳中に沖に流され…「海の学校」に助けを求めた!
6月24日午後0時30分ごろ、玉野市の渋川海水浴場で遊泳中だった、岡山県南部に住む10代後半の男性3人が、徐々に沖の方へ流され、浜に戻れなくなってしまいました。
3人は、海水浴場の沖約200mにある灯標(船舶の航行目標となる施設)にしがみついていましたが、3人のうち1人が自力で砂浜まで泳いで戻り、駆け込んだのは「岡山県渋川青年の家」。岡山県内の小学生が、カッター漕ぎや地引網を体験する「海の学校」です。
男性は、午後0時45分ごろ、岡山県渋川青年の家の職員、山下真弘さん(61)と砂子寛己さん(33)に「仲間が流されている」と助けを求めました。

山下さんは、すぐさま118番通報。そして砂子さんが職場にあった小型船を準備し、山下さんと2人で現場に向かいました。
午後1時ごろ、200m沖の灯標にしがみついていた男性1人を救助しましたが、もう1人いたはずの男性の姿がありません。