週末から8日にかけてまるで梅雨明けしたかのような厳しい暑さが続いています。「熱中症警戒アラート」が発表され、広島県大竹では3日連続で36℃を超える気温を観測しています。

8日も、35℃に迫る厳しい暑さとなっている広島市中区。旬のフルーツを使ったパフェやジュースが人気のこちらのお店では、客が次々と訪れ、冷たい商品を買い求めていました。

来店客
― この暑さどうですか?
「地獄。肌が死ぬ。目も死ぬ。アイス…かき氷…とにかく冷たいもの」
「私にとってはたまらない暑さ。肌がヒリヒリする」
「梅雨も明けてないからかもしれないけど、湿気がすごい湿気にやられる。冷たいフルーツが一番おいしい」

県内では、先週水曜にことし初めて最高気温が35℃以上の猛暑日を観測。この土日には36℃を超えるなど、連日、厳しい暑さが続いていますが、それに合わせるかのように先週から客が急に増えたそうです。

ダブルフラット 柿川慎一 店長
「パフェ中心にアイスが入ったものとか。冷たいものがたくさん出るようになった。ちょうど桃のシーズンなので。桃がいい状態なので、客足も伸びたと思います」

8日も広島県には「熱中症警戒アラート」が発表されましたが、少なくとも20人が熱中症の疑いで病院に搬送されています。まるで梅雨明けの「予行演習」のような晴れて厳しい暑さが続いていますが、9日以降はしばらく梅雨空が戻るため、極端な暑さはおさまる見込みです。