7月に東京で行われるILC(国際リニアコライダー)の会議に出席する海外の研究者が岩手県一関市を訪れ、建設候補地の関係者と意見交換しました。
5日に一関市を訪れたのはマキシム・ティトフ氏ら海外の研究者3人です。意見交換にはILCの建設候補地となっている一関市と奥州市の市長をはじめ佐々木淳副知事、日本の研究者ら合わせて16人が出席しました。

この中でティトフ氏は来年夏にヨーロッパで開かれる会議を前に、ILCについて検討する来年3月までに「日本政府からのはっきりとした意思表示が必要になる」と発言しました。
地元関係者は建設の実現に向けて活動を強化して連携することを確認しました。