大雨から一転“猛烈な暑さ”との闘いに 晴れた日に突然の避難指示も


中国地方で梅雨あけ発表(7月9日)
記者リポート(安佐北区口田南)
「きょう梅雨明けた広島市内ですが、このように厳しい暑さの中、住民たちが土砂の撤去を行っています。」
大雨から一転、被災地は連日35℃を超える猛烈な暑さが続き、今度は厳しすぎる暑さに見舞われました。

府中町(7月10日)
晴天の町に突然鳴り響いた防災無線のサイレン…。避難指示が出たことを伝える放送です。
園児を連れて避難
「みんな高い所で待っておいてね」

上空からのリポート
「榎川が決壊しています」
上流でたまっていた水が決壊、晴天の中で発生した土石流がふもとの街を襲いました。

福山市熊野町(7月11日)
避難を呼びかけるパトカー
「町民の方は速やかに高台に避難をしてください。身の安全を確保してください」
近くにあるため池が決壊するおそれがあるとして出された避難指示。西日本豪雨では大雨が降り止んだあとも、安心できない状況がしばらく続きました。

呉市安浦町
県内で土砂災害が発生した地点の数は1000か所を超え、土砂災害による犠牲者だけでも80人以上が犠牲となりました。