夕方以降に被害が急拡大 人が “生き埋め”の情報が次々と

気象レーダー画像 2018年7月6日午後6時30分
平和公園前 2018年7月6日夕方

6日夕方以降、非常に激しい雨を降らせる発達した雨雲が帯状になって広島県へとかかるようになります。広島市中心部では道路が広く冠水。土砂崩れが発生して人が巻き込まれた、といったような情報が、ニュース番組の放送中に次々と届くようになります。

ニュース6 2018年7月6日午後6時台

ニュース6(7月6日午後6時15分すぎ)
小林康秀アナウンサー
「そして、きょう午後なんですが、広島市で崩れた裏山の土砂に住宅の一部が埋まり、女性1人が閉じ込められています。では、今、現場に到着した映像を中継でご覧いただきます。こちらご覧いただいているのは被害にあった広島市南区丹那町の住宅地です。」

広島市南区丹那町 2018年7月6日午後6時すぎ

広島市南区丹那町(7月6日午後6時すぎ)
記者リポート
「今、目の前でまさに土砂が崩れています。少しずつ雨の影響で土砂が山の土砂が崩れています。」
区の広報車による巡回
「土砂災害が発生しています」
記者リポート
「続々と避難をする住民の姿が見られます。」

ニュース6 2018年7月6日放送

ニュース6(7月6日午後6時50分)
小林康秀アナウンサー
「そして今入ったニュースがあります。消防によりますと午後6時半ごろ、広島市東区馬木で人が生き埋めになったと消防に通報がありました。」

広島市南区宇品 2018年7月6日午後7時すぎ

広島市南区宇品(7月6日午後7時すぎ)
記者リポート
「あたりでは消防のサイレンが鳴り響いています。道路が完全に水没していて、一面が川のようになっています。」

気象庁による臨時会見 2018年7月6日夜

気象庁「大雨特別警報」発表(7月6日午後7時40分)
「九州北部地方に加えて、広島県、岡山県、鳥取県に大雨特別警報を発表しました。これまでに経験したことがないような大雨となっています。」