旧統一教会をめぐる問題です。自民党の萩生田政調会長と、参院選で初当選した元アイドル・生稲晃子氏が、選挙活動で教会の関連施設を訪れていたことが分かりました。この“接点”について、2人はどのように説明しているのでしょうか。教会との関係が続々と判明している議員へのアンケート調査を含め、詳しくみていきます。

■生稲晃子氏「萩生田先生と伺ったこと事実」 旧統一教会との“接点”認める

ホラン千秋キャスター:
8月17日発売の「週刊新潮」では、萩生田光一経産大臣(当時)、そして7月の参院選で初当選を果たした元おニャン子クラブのメンバー・生稲晃子氏、この2人が参院選の直前、東京・八王子市内の旧統一教会の関連施設を訪ね支援を要請していたということが報道されました。


これに関して17日、生稲氏の事務所は「6月にご指摘団体の関連施設に萩生田光一先生と伺ったことは事実です」と認めました。

そのコメントの続きを見ていくと、なぜ訪問したのかなどが語られていました。


【なぜ訪問?】
「当時演説をお聞きの方より『他にも仲間が集まっているので、お話を聞かせてもらいたい』とのご依頼があり、新人の立場ですので、より多くの方に政策を聞いていただきたいという思いでスタッフが判断しました」

【ほかに旧統一教会と関係は?】
「生稲本人は今までご指摘団体及び関連団体との関わりは一切ありませんし、この件以外に訪問したこともありません。今後は、慎重に行動するとともに、スタッフの認識も含め徹底していきたいと考えております」

では、一緒に訪問したと報道された萩生田氏はコメントしているのかどうか。


萩生田氏は8月10日、「旧統一教会につきましては関連団体のイベントへの出席をしたことを私は報告をしております」と話していました。

ただ、その時点で生稲氏と選挙直前に旧統一教会系施設を訪問したということは公表していません。そして、今回の報道についても現時点でコメントはありません。