梅雨や台風の時期、気象の変化が原因とみられる頭痛に悩まされる人も多いのではないでしょうか。なぜ頭痛が起きるのか…、どのように対処すればいいのか…。実は「湿度」が関係している指摘があります。頭痛外来を行っている脳神経内科医に聞きました。

梅雨時期になると、頭痛やめまい、だるさなど、体に不調が出てくる…。

その原因は「湿度」にあるかもしれません。

さくらニューロクリニック 松田博医師「頭痛外来に『低気圧で頭が痛いんです』と受診される方が多いのですが、頭痛は天候による低気圧だけでなく、湿度や気温も関係しているんです」

頭痛外来を設けている富山市のさくらニューロクリニック、松田博医師によりますと、梅雨の時期に起こる頭痛のほとんどが「片頭痛」だと指摘します。

頭の片側、または両側のこめかみ付近が脈打つように痛むのが「片頭痛」です。

さくらニューロクリニック 松田博医師「片頭痛は脳の血管が拡張し、痛み物質が出たり神経を圧迫したりすることで起こります」

松田医師が指摘する「気圧」や「湿度」との関係とは…。