きょうは東京など全国60以上の地点で猛暑日となりました。この暑さで、汗による肌トラブルも増えているといいます。

猛暑による“肌トラブル”急増 正しいスキンケアは?

井上貴博キャスター:
肌トラブルについての素朴な疑問や対処法などをみていきます。

猛暑による肌の悩みに関する調査結果が出ています。

▼肌の皮脂やテカリが増えたという人が40.7%
▼エアコンで乾燥してしまうという人が24.7%
▼毛穴の黒ずみなどが増えたという人が23.3%
▼日焼けで乾燥するという人が21.1%

SNSでも、「クーラーのせいか肌が乾燥でヒリヒリして痛い」、「汗かいてるのに乾燥もしてるのなんなん」という声がありました。

池袋西口ふくろう皮膚科クリニックの藤本智子院長は、「汗をかいた後、拭き取らないことで塩分が肌に残り、皮膚トラブルの症状が出る場合が多い」と話しています。

皮膚トラブルの症状は「皮膚炎」にくくられ、かぶれ、かゆみ、赤みなどがあります。「本来必要な皮膚の水分を保つことが重要」ということです。

SNSには「夏にベタベタしたくないから保湿がっつりすんのも嫌だよ~」というような声もありますが、確かにどのくらいのバランスでスキンケアなどをすればいいのかは疑問です。

ホラン千秋キャスター:
確かに、保湿するクリームなどでベタベタするのが夏はちょっと気持ち悪いという人も多いと思うんですが、どれくらいがちょうど良い保湿と考えればいいのでしょうか?

池袋西口ふくろう皮膚科クリニック 藤本智子院長:
夏はベタベタするの嫌ですよね。なので、冬はベットリする保湿、夏はサラッとする保湿にすると良いと思います。

今は色々な保湿商品があるので、自分の肌に合うものを選ぶというのがいいのではないでしょうか。

夏は少し水分が多い系の保湿を選ぶといいかなと思います。

ホランキャスター:
あとは、使用感があっさりとした質感のものにして、夏と冬でスキンケアを変えてみるとか?

藤本院長:
乾燥肌や脂性肌、混合肌など色々とあるので、そこは自分に合ったものがいいかなと思いますし、相談などをして店頭で選ぶのがいいかなと思います。