大手コンビニエンスストア『LAWSON(ローソン)』で7/3から始まった『福島フェア』に注目します。ローソンは去年から東北各県の味を楽しんでもらおうと、名店が監修したご当地グルメや地元の食材を使った料理を商品化しているんです。
福島県は青森、秋田、岩手に続く第4弾で、この夏、東北地方のローソン1000店舗以上で楽しめるんです。今回、出来栄えはどうなのかということで、お店の人が直接味をジャッジしています。そのお味は?
会津の名店が監修した『ソースカツ丼』
福島自慢の味を求めてやってきたのは、会津若松市の『牛乳屋食堂』。
牛乳屋食堂といえばラーメンが名物。しかし、なぜ『牛乳屋』という店名になったのでしょう?
--井上美紀さん(牛乳屋食堂)「初代が牛乳屋を営んでまして、食堂を始めるときにそのままお店の名前になりました。」
初代店主は人々がにぎわう駅前で、元々牛乳の販売を始めました。その後、地元の食を満たすために支那そばを習い、食堂を開店させたのです。そんな創業当初からの人気ラーメンがローソンの商品に!?と思いきや・・・。
--井上さん「お待たせしました、ソースカツ丼です!」
--末永万智(TUFアナウンサー)「うわぁ~!おいしそう!大きいですね!」
そう、今回商品化されたのはラーメンではなく『ソースカツ丼(1300円)』なんです。会津のソウルフード・ソースカツ丼。その歴史は諸説ありますが、戦後、会津のある店主が東京で出会ったカツ丼を手軽に食べられるごちそうにしようと、ソース味で煮込んだのが始まりと言われています。
そんなソースカツ丼は牛乳屋食堂でも愛される名物となり、なんと全国丼グランプリでは3年連続で金賞を受賞したんです。
カツには厳選された国産豚の肩ロースを使っており・・・
--井上さん「厚さは約2センチあります。」
厚さ2センチの厚切りロースは、ほどよい脂身で牧場のうま味が感じられます。
ソースは代々継ぎ足した秘伝のタレ。ホカホカのご飯に会津産のシャキシャキキャベツを敷き、自慢のカツの上に、金賞受賞した自家製ソースをかけた一品なんです。
--末永アナ「すごくおいしい!タレにコクがあって、濃厚です。お肉は分厚いんですけど、柔らかくてジューシーです。」
そしてこの夏、ローソンで商品化されたのが牛乳屋食堂の店主自ら監修した『牛乳屋食堂監修 ソースカツ丼(592円)』なんです。早速、井上さんに試食していただきました。
--井上さん「おいしい!秘伝のタレの味にだいぶ近づいていて、とてもおいしいと思います。肉も厚くて(お店の味に)近づいてると思います。」
--末永アナ「店主の井上さんに、この再現度を評価していただきたいと思います。」