釜石市は4日、釜石市民の熱中症対策として、釜石市内の商業施設の運営会社とクーリングシェルターの協定を結びました。気温が上昇した際の避難施設として活用が期待されます。
釜石市とクーリングシェルターの協定を結んだのは、市内最大の商業施設を運営するイオンタウンです。

クーリングシェルターは熱中症特別警戒アラートが発表された際に開放される避難施設のことです。
イオンタウン釜石では店内の共用部分などにイスやソファを置き、観葉植物なども配置して受け入れ準備を整えました。
(イオンタウン東北事業部渡邊朋子事業部長)
「この異常気象の中で我々ができることがありますので、全面的にご協力させていただきたいという思いでございます」
(釜石市・小野共市長)
「自宅の中での熱中症等々の話もあるので、できるだけクーリングシェルターを利用していただきたい」

釜石市は5日、クーリングシェルターに指定する市の公共施設16か所についても発表する予定です。