去年5月、福岡県柳川市の美容専門学校でバーベキューの火が燃え移り、生徒4人が死傷した事故について事故の原因などを解明する第三者委員会が調査報告書を提出しました。

事故の原因となった消毒用アルコールの投入について「理事長がバーベキューコンロの火起こしとして火気厳禁にもかかわらずアルコールの利用を発案した」などとしたうえで「経営体質が変わらない限り、同様の事故が再発する可能性が極めて高い」と指摘しています。

報告書を受けて理事長は辞職を表明しました。

福岡県庁では4日午後、「ハリウッドワールド美容専門学校」の古賀英次理事長に、第三者委員会から事故の調査報告書が手渡されました。