決め球は「スプリット気味に沈むツーシーム」 エース・眞田侑和投手

守りからリズムを作るチームの大黒柱が、エースの眞田侑和投手です。MAX143キロのストレートに、決め球のスプリット気味に沈むツーシームが持ち味です。

しかし、春は体調不良で準決勝以降に登板できず、苦い思いをしました。この夏にかける思いは人一倍です。

(眞田侑和投手)
「このメンバーでできる最後の大会なので、春にチームの力になれなくてチームに助けてもらったので、夏はその悔しさと助けてもらった分、今度はチームを助けたい」

攻撃の要となるのは、4番に座る、主将の岩橋修太選手です。この春から公式戦でも木製バットを使用していて、抜群のミート力が魅力です。主将として4番として、チームを牽引し、夏こそは頂点を獲りたいと気合十分です。

(岩橋主将)
「攻撃は少ないチャンスをものにするチームなので、それを夏の大会でできれば勝てると思います。春の県大会も四国大会も高松商業に負けているので、自分たちはチャンピオンではなくて、チャレンジャーだと思っていつも練習しているので、その気持ちを忘れずに夏の大会に臨みたい」

(西村 太監督)
「グラウンドの中でどれだけ本気でするか、1球に対する思いが出てくる。その1球に込められた思いで春は負けた。だから本気の1球を感じて取り組む。そういった日々を高校野球が終わるまで送って欲しい。ここまで一生懸命やってきてくれましたので、最高の夏に変えられるように、わくわくした気持ちで臨んで、一戦必勝で頑張ってほしい」

夏の高校野球香川大会は7月7日に開会式、そして10日開幕です。尽誠学園は大会3日目の初戦を、丸亀と戦います。