シャキシャキ食感が魅力の夏の味覚、リュウキュウの収穫が高知県須崎市で最盛期を迎えています。
大きいもので高さ3メートルにもなるリュウキュウ。ハウスの中は、まさに緑のトンネルです!須崎市にある小松健二さんのハウスでは、5000株のリュウキュウが収穫の最盛期を迎えています。

収穫には、かみそりを使います。表面の皮の部分だけを切り、もぎとっていくのは、一つずつ。茎の奥を傷つけてしまうと、鮮度が落ちてしまうからです。リュウキュウは、サトイモ科の植物で茎がスポンジ状になっています。「沖縄から伝わった」ことが名前の由来と言われていて、シャキシャキとした食感が特徴。

暑くなって食欲が落ちるこの時期にさっぱりと、酢の物などで食べるのがオススメだといいます。小松さんによりますと、今年は台風などの影響を受けず立派なリュウキュウに育っているとのことです。
(小松健二さん)
「去年より、1か月ほど作付けが遅れましたが、ふだんどおり成長しています。やっぱり特徴はシャキシャキ感と味がしみ込む野菜となっています。若い人から、高齢の方まで酢の物やサラダにして食べてもらいたいと思います」
リュウキュウの収穫は、8月いっぱい続けられ県内のほか、全国へも出荷されます。