西日本豪雨の発生から間もなく6年。大きな被害を受けた愛媛県宇和島市吉田町のミカン園地では復旧が進められる中、2日、生産者らを対象に説明会が開かれました。
西日本豪雨で、地区のおよそ4分の1のミカン園地が土砂崩れなどの被害を受けた宇和島市吉田町の玉津地区では、現在「再編復旧」と呼ばれる大規模工事が進められています。
こうした中、2日は、生産者8人が県や市の担当者から園地の割り振りなどの説明を受けました。
県の担当者
「上の園地の方は一番角に車を入れるところができているので、回転盤の所らへんで車を置いて作業をしていただく形になる」
再編復旧により、園地は区画が整理されるとともに傾斜も緩やかになり、さらに排水機能や農道なども備えられることで、災害に強く作業効率もよくなる見通しです。
生産者
「紙だけの説明よりは現地に来て説明してもらう方が分かりやすい。次世代の人がやってみようかと思うような魅力ある畑になってくれればいい」
玉津地区の再編復旧は来年度の完了予定ですが、一部の園地ではすでに苗の植え付けが始まっています。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









