▽安里ミムさん
「伝統的なウェディングの形も私はもちろん素晴らしいと思っていますし、なくならないでほしい。その伝統的な形も残しながら、新しく選べるスタイルという選択肢が増えてくれたらいいなと思っているので、自分の会社もその選択肢の1つになれたら」
主役の2人をそばでサポートする、安里ミムさん。
「選択肢を増やしたい」
ミムさんは、男性・女性どちらも恋愛対象になるバイセクシャル。パートナーのみーちゃんは、体は男性で心の性別が男性・女性の間で揺れ動くXジェンダーだ。
▽ミムさんのパートナー みーちゃん
「自分が好きなファッションができない、自分を表現できない、あるいは周りからそういう言葉をかけられたり、自分自身も自分を否定してしまっているストレスが積もり積もって、20代なかごろに精神的に病んでしまったときがあった」
学生時代から自身の性への違和感を抱いていたという2人。現在はカミングアウトし、学校現場での講演会やYouTube、ラジオを通してLGBTQなど性的マイノリティについて発信している。
▽みーちゃん
「性別という前提を抜きにして、この人はこういうのが好きなんだな、この人はこうしたいんだなというのを、皆が自然に “そうなんだ” くらいの感覚でその人を認めてあげられるような社会になって欲しい」