大石長崎県知事は会見を開き、救急外来や一般医療に影響が出ているとして「安易な受診を避けるよう」呼びかけました。

コロナ患者が急増する中、課題となっているのが『救急外来の体制確保』です。
大石知事は16日、緊急の記者会見を開き、「特に夜間や休日の診療時間外に新型コロナの検査などを目的とした緊急を要さない受診が増加している」として「安易な受診を避けるよう」呼びかけました。


県によりますと、今月、発熱などコロナの疑いで夜間休日の救急外来を受診した患者は、先月の2.2倍になっており、救急搬送が困難な事案も今月14日までの1週間で51件発生するなど、先月以降、徐々に増加しています。
一方で県は「社会機能全体としては深刻な状況に至っていない」として強制力を伴う行動制限は求めないとしています。