
このあと、修被告がカーキ色のパーカーを着て出廷…やつれた様子を見た浩子被告は、涙を堪えきれず、ハンカチで顔を拭いました。

修被告は冒頭「言葉では言い尽くせませんが、取り返しのつかないことをした。大変、申し訳ない」と被害男性の遺族に謝罪。
その上で、事件について、下記のように証言しました。
■修被告の証言
・2日未明、ススキノから家に戻ると、娘から「首、拾った」と告げられ、初めて犯行を知った
・(理由は聞かなかった?)聞いていない
・(なぜ、警察に通報しなかった?)現場まで自家用車で行ってたから、すぐに娘が逮捕されるだろうと思った
・警察に突き出すのは、娘が抱えていた何かを抱えきれず、裏切る行為になると思ってできなかった
・今も娘は相当苦しんで、病んでるから、これ以上、娘を追い詰めたくなかった
・恐ろしくて、通報できなかったとは違う
・(浩子被告からの撮影依頼は覚えている?)正確なところは、覚えていません
・車で15分くらいの店舗で飲み物を2つ購入、1つは瑠奈、1つは浩子に届けた
・(そのあたりでカメラを渡されたのでは?)流れを考えると、整合性がある
・(瑠奈被告が殺害を言ったことは?)ないです
・(殺害の動機を聞いたことは?)ありません
・(尋ねないのは、なぜ?)本人が言わないことを、こちらから聞くことは頭になかった
・(瑠奈被告から骨折、あざなどの暴力は?)なし
・(瑠奈被告の暴力が怖いと思ったことは?)ないが、瑠奈の精神が追い詰められるのが怖い、心配というのはあった
・(瑠奈被告に支配されている奴隷の意識は?)娘の心がこれ以上壊れないように行動選択していた
・(暴力的なことはあった?)同級生とのトラブルは記憶にない