注目を集めるのは
そこで注目されるのが、自衛官だ。

自衛隊山形地方協力本部に話を聞くと、驚きの実態が見えてきた。「再就職先の数が多いのが製造業。次が運輸・郵便業に再就職する人が多い」
キーワードは「再就職」。
自衛官は多くの場合、50代のうちにいわゆる”定年退職”するという。そのため再就職し、新たな職場で働くケースが一般的だ。

再就職先を探す自衛官のニーズと、自衛官が身に着けた技能に対する企業側のニーズがマッチしている職場のひとつが運送業界なのだ。
近年、退職した自衛官が運送業界に再就職する割合は増加傾向にある。