7月1日で能登半島地震の発生から半年です。被災地には自宅だけでなく田んぼも使えなくなり、ことしの田植えを諦めた人が多くいます。

これが「集落の維持」に関わると、孤立を経験した集落では危機感を強めています。

隆起した海岸を活用し、通行が再開した国道を東へ。石川県輪島市の中心部から12キロ。地震で孤立した集落を取材班が4か月ぶりに訪ねました。

輪島市の南志見地区は能登半島地震で地区全体が孤立し、住民のほぼ全員、約700人がヘリコプターや車で金沢市などに集団避難しました。

これまでに154戸の仮設住宅が完成しましたが、地区に戻ったのは200人ほどに留まっています。

(仮設住宅で暮らす 大西一郎さん 74歳)
「狭いっちゃ狭い。1人ならなんとかできるけど、2人やと…」

水道や下水道が復旧したのは、仮設住宅と一部の家だけで、崩れた家々は解体の目処も立っていません。

そして、地震は住民の生業にも深刻な影響をもたらしました。