大分県別府市で起きたひき逃げ死傷事件から29日で2年。遺族や支援者が別府警察署を訪れ、重要指名手配されている八田與一容疑者について、殺人罪への容疑変更を求めて署名を提出しました。また、事件の生存者や八田容疑者を知る人物から取材を通じて得られた証言を再掲します。
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時効がない殺人罪への変更を
(別府願う会)「殺人犯としてもっと攻めの捜査をしていただけるような形で進んでいただきたい」
29日で事件発生から2年となるのを前に遺族や支援者らが別府警察署を訪れ、公訴期間が7年のひき逃げ容疑から時効がない殺人罪への変更を求めて7万7000人を超える署名を提出しました。

(被害者の友人)「事件の日からずっと時が止まっている気がしていて彼がいない事への喪失感がすごい強くあります。何とか事件解決に向けて進んでくれたらうれしい」
このあと、支援者らが事件現場を訪れ雨が降りしきる中、花をたむけ手を合わせていました。
(別府願う会)「事故現場に来るたびに私たちも早くどうにか事件を解決しないといけないという気持ちになります。みなさんもまだ解決していない事実を意識してほしいと思います」