きのう、節目の160円を突破した円相場は、きょうも160円台半ばでの取引が続く歴史的な円安局面となっています。その影響はあの国民食にも出ています。
サクサク衣に肉汁がつまったとんかつ。この国民的な食材、豚肉の価格に“異変”が起きています。
安井ミート 安井健浩 社長
「仕入れ値は毎週10円ずつぐらいの勢いでどんどん上がっている」
メキシコ産の豚の腕肉。4年前は1キロ480円でしたが、今は680円。およそ1.5倍に値上がりしました。
背景にあるのは37年半ぶりの水準となった円安です。
節目の160円を突破し、歴史的な円安局面となった円相場。
鈴木俊一 財務大臣
「特に経済に対する影響については強く懸念している」
鈴木大臣は「必要な対応をとる」と改めて市場をけん制しましたが、政府・日銀が行った為替介入は、わずか2か月でその効果をなくした形です。
円安は私たちの生活にも影響を及ぼしています。
客
「豚肉好きだから(妻が)豚肉を買ってくるが、今は鶏肉になっちゃってる」
このまま円安が進めば、値段が上がるだけではなく、豚肉そのものが手に入らなくなるかもしれないといいます。
安井ミート 安井健浩 社長
「問屋さんの方が買い負ける。量を買えないと値段も上がってしまう悪循環がいま続いています」
海外から商品を輸入する際、外国に買い負ける。それは豚肉に限ったことではありません。
これは通貨の国際的価値を示したグラフ。2020年を100とした場合、主要国は通貨の価値が上がっていますが、日本は下落し続け、今年5月は過去最低を更新。4年間で“円の実力”が落ちているのです。
安井ミート 安井健浩 社長
「本来は安定してみんなが食べやすいもの、今は豚肉ですら高級食材になりつつある」
輸入に頼る私たちの生活に影響する円安。今後、「円の実力」を上げるためにどんな政策が必要か、問われることになります。
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