(以下、甲府市の資料より)

水痘(水ぼうそう)はどんな病気?

▽水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症で、冬から初夏に流行しますが、年間を通じて思者 が発生します。
▽患者は小児に多く、9歳以下での発症が90%以上と言われています。
▽学校保健安全法では、全ての発疹が痂皮化(かさぶた)するまで、出席停止となります。 ただし、学校医やかかりつけ医の判断で、登校可能な場合や出席停止が延長される場合もあります。

どんな症状があるの?

▽潜伏期間は2週間程度(10~21日)で、かゆみを伴う発疹が頭皮、次いで体や手足に現れ、全身に広がります。発疹は紅斑から始まり丘疹(ふくれる)、水疱(水ぶくれ)を経て最後は痂疲化(かさぶた)します。その他、倦怠感、発熱が2~3日続きます。
→このような症状が現れたら水痘を疑い、早めに医療機関を受診しましょう。
 ※受診をする前に医療機関へ連絡をして症状などを伝えてください。
▽小児の重症例は熱性けいれん、肺炎、気管支炎等の合併によるものです。
▽成人ではより重症になり、合併症の頻度も高いので注意が必要です。