新潟県上越市の中川幹太市長が、議会で学歴差別ともとられる発言をした問題で、自身に対する減給処分を検討していると公表しました。

6月27日に開かれた定例会見。
上越市の中川幹太市長がまず初めに口にしたのは、この日も謝罪の言葉でした。

上越市 中川幹太市長
「これまでに市民の皆さまを始め、大勢の皆さまから私に対する厳しいご意見をいただいているところであり、大変重く受け止めております。大変申し訳ございませんでした」

中川市長は、18日の市議会で企業誘致による人材の獲得について問われた際、市内に工場のあるメーカーの名前を挙げ「工場で働いているのは高校卒業レベルの人で、頭のいい人だけが来るわけではない」などと発言。
市役所には市内外からおよそ250件の意見が届くなど問題視されています。