「セクハラ」「パワハラ」おそれ若者と距離…“対立”ではなく“対話”を

トラウデン直美さん:
ソフィーさんは、「世代で区切るわけではなく、対話によって色々なことをクリアしていきたい」と強く願っていました。
世代が上の人や、意見が違う人とも、「どうしてそう考えるのか」ということを理解するために対話を大切にしているそうです。
その上で、「私たちが住んでいる素晴らしい場所をより良いものにするために、どう協力できるかを考える必要があって、敵ではない」と話していたのが印象的でした。
「政治はワクワクするものであるべきだ」とも話していました。未来によりポジティブなビジョンを持つためにも、ワクワクするというイメージを多くの人に持ってほしいということです。
真山さん:
すぐに「世代間ギャップ」と言われますが、実は若い人と上の世代の人はコミュニケーションをとったことがないのかもしれません。
20代から「これはどうしたらいいのか」とよく質問されるので、「積極的だね」というと、「誰も教えてくれない」ということでした。発言を一歩でも間違えると、「セクハラ」「パワハラ」と言われるので、大人は若い人に近づかなくなったように思います。
若者は「こういう時どうだったのか」と聞きたいのに、相手がいないというのは不幸なことです。世代を超えて、コミュニケーションをとってほしいです。
小川キャスター:
“対立”ではなくコミュニケーションをということですね。
『若者の投票率』について「みんなの声」は
NEWS DIGアプリでは『若者の投票率』について「みんなの声」を募集しました。

Q.都知事選 若者の投票率を上げるには?
「選挙についての教育」…27.0%
「投票所の増設」…13.7%
「ネット投票」…49.9%
「被選挙権の引き下げ」…4.0%
「その他・わからない」…5.5%
※6月26日午後11時24分時点
※統計学的手法に基づく世論調査ではありません
※動画内で紹介したアンケートは27日午前8時で終了しました
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<プロフィール>
トラウデン直美さん
慶応大学法学部卒
環境問題やSDGsについて積極的に発信
真山仁さん
小説家 「ハゲタカ」「ロッキード」など 最新著書に「疑う力」