最新技術で2次災害のリスクを軽減させます。
おととしの台風14号で被災した宮崎県椎葉村で、ICT技術を活用した災害復旧工事の現場見学会が開かれました。
椎葉村では、おととしの台風14号で、国道327号線が崩落する被害を受け、現在、復旧工事が行われています。
26日の現場見学会には県土木事務所の職員などおよそ40人が参加し、担当者が工事現場で使われているジャイロプレス工法について説明しました。
ジャイロプレス工法は、基礎や土留めとなる大型の杭を地盤に打ち込む際に用いられるもので、回転機能を持つ圧入機で杭を回転させることで障害物を貫通し、測量は機械が自動で行います。
これまでの工法では、複数人で測量作業を行う必要がありましたが、今回の工法ではオペレーター1人での作業が可能となり、2次災害のリスクを大きく減らせるということです。
(旭建設土木部 本田耕一さん)
「人間が少ない中で、どう請け負った工事を完成していくのかということで少人化が必要となってきますので、ICTとかDXを活用しながら、工事を進めていけたらと思っている」
この工法が県発注の災害復旧工事で用いられるのは、初めてだということです。
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