こちらは、今の十四代太郎衛門さんが東南アジアの土器の製法と唐津焼の技法を融合させた焼締壺90という作品で、唐津焼の伝統を継承しつつ前衛的な唐津焼の制作に挑んだ作品です。

十四代中里太郎衛門さん「今回の展覧会は中里家の秘蔵と言いますか、本当にこれだというものだけを厳選して展示しました。点数にして百数十点あるんですね、それを一点一点いろいろなさくひんがあるんですけど、これはすごいというものだけしか展示してないんですよね。魂を込めた展示になっておりますのでその辺を感じ取ってほしいと思うしたくさんの方にこの展覧会を知ってもらってこれだけすごいものを展示しているということを分かっていただけたら本当に有難いなと思います」

100点を超える焼き物など中里太郎衛門家の伝統を伝えるこの展覧会は、9月16日まで開かれています。