中国の無人探査機「嫦娥6号」が月の裏側で採取した土のサンプルを世界で初めて地球に持ち帰りました。
中国国営の中央テレビによりますと、月の裏側で土のサンプルを採取した中国の無人探査機「嫦娥6号」は日本時間午後3時すぎ、内モンゴル自治区に着陸しました。
これまでも月の表側からの土のサンプル採取には、アメリカ、旧ソ連、中国の3か国が成功していましたが、月の裏側から土のサンプルを採取して地球へ戻ってきたのは世界で初めてです。
月の裏側への無人探査機の着陸やサンプル採取は、地球から直接電波が届かず通信が難しいことから、技術的に難しいとされてきました。
嫦娥6号の成功について習近平国家主席は「画期的な成果だ。この勢いで宇宙探査など大型宇宙プロジェクトを相次いで実施し、宇宙強国の実現に向け前進してほしい」とする祝賀メッセージを寄せました。
中国が2020年に月の表側から持ち帰った土のサンプルからは水が含まれていることが初めて確認されていましたが、今回、持ち帰ったサンプルからどのような発見があるか注目されます。
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