「人食いバクテリア」は致死率30%
東北医科薬科大学 遠藤史郎教授:
「耐えられないくらいの痛みがあって、それと同時に熱が出たりとか、体がとってもだるくて具合が悪いというような状況になる。痛かった部分が壊死していく、とても進行が速い病気。別名『人食いバクテリア』と呼ばれている」

最悪の場合、死に至ることもあるといいます。
東北医科薬科大学 遠藤史郎教授:
「壊死するとそこからいろいろな物質がでるので、最終的には心臓、呼吸が止まるという状況になる。大体致死率は30%くらいと言われている」

劇症型溶連菌の主な感染経路は手足の切り傷やすり傷などです。ただ、傷が見つかっていない症例もあり、人同士が濃厚に接触する場面で感染することもあるといいます。