愛媛県が生産量日本一を誇る“はだか麦”が、独創性ゆたかな中華料理に。
日本中国料理協会県支部が、愛媛の食材を愛媛で消費する「地産地食」を進めようと、2020年から実施している中華料理コンクール。
今年は愛媛が37年連続生産量日本一の「はだか麦」がテーマで、応募総数60件の中からレシピ審査を通過した、5人のシェフが腕をふるいました。
「はだか麦」と県産食材を合わせて6割以上、使用することが条件で、制限時間は90分、8人の審査員が目を光らせる一方、プロの料理人をめざす専門学生も見学に訪れ、大いに刺激を受けている様子でした。
(参加した学生)
「やっぱり包丁さばきとか、手際の良さや盛り付けの1つ1つ丁寧にされていて、さすがはプロだなと思いました」
「私もこんな風に想像力豊かにして、盛り付けをしていきたいと思いました」
味や独創性など4項目で審査された結果、麺の生地と「あん」にはだか麦を使用した、雁飯店中国割烹大岩・坪内譲治さんの「裸麦刀削麺甘とろ豚スペアリブ麻辣裸麦あんかけ麺」が1位に輝きました。
はだか麦は食物繊維が豊富で、中でも「βグルカン」という水溶性の繊維は血糖値の上昇を抑える効果が認められるなど、健康食材としても注目されていることから、県でも親しみのある食材にしていきたい考えです。
			
注目の記事
思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

【独自】旧統一教会の"財産移転先"天地正教とは 「弥勒菩薩は文鮮明氏」宣言から濃くなった教会の色...過度な献金要求を元信者が証言 二代目教主「乗っ取られた」旧統一教会の見解は【実態取材・前編】

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市

 
   
  







