銅器産業が盛んな富山県高岡市で、まちなかの銅像が盗まれる被害が相次いでいます。重さ200キロの銅像をどうやって盗むのか?防犯カメラの映像から、犯行グループの手口が見えてきました。

深夜に銅器店の敷地内をうろつくあやしい人物…。この防犯カメラの映像は高岡市で銅器の卸売・販売を行う会社で撮影されました。

被害にあった店の男性:「ここに置いてあった仏像がこの辺に並べられてきれいに置いてあった」「(商品は)2人で持てるような重さです。50~60キロぐらい。それを6個くらい」

去年12月30日午前2時半ごろ、高岡市内の銅器店で銅像を物色する人物…。直後に警報が作動、警備員が駆け付けると、そのまま逃走していきました。

残された銅像は、現場に並べられていました。まさに運び出される直前だったようです。

被害にあった店の男性:「足形はついてました。ズックみたいな。いかにも、ガーっと登ったような」